ベッドパットについて

今回はベッドパッドの種類と、その使い方、選び方を御紹介します。

ベッドパッド

マットレス本体に汗などの水分や汚れを付けない為に、マットレスの上に中綿入りのパッドを敷き、そこにボックスシーツを掛けて使うのが、ベッドパッドです。

中綿の素材としては、
・綿
・ウール
・ポリわた
・麻

などがあり、それぞれの特性として、

・綿=吸湿性に優れ、家庭の洗濯機でも洗える。価格は安め。
・ウール=綿の2〜3倍の吸湿性、放湿性に優れている。
 ドライクリーニング。価格は高め。
・ポリわた=非常に強くて、家庭で洗えて、乾きが早い。
 ただし、吸湿性は期待できない。価格は安め。
・麻=通気性が良く、水分の吸湿や発散性に優れているため、
 清涼感・シャリ感がある。価格は高い。

といったカンジで、一長一短があります。

『じゃあどれがオススメ?』と聞かれたら、一番はウール。
理由は吸放湿性です。
ウールの繊維表面には人間の髪の毛と同じようなウロコが備わっていて、湿度に応じてそのウロコが開閉して、水分を閉じ込めます。一晩に人間がかく汗の量はコップ1杯分以上。それをキチンと余裕で吸い取ってくれて、繊維の中に閉じ込めますから、触った感じはサラサラです。しかも、昼の間に自分の力で放出してくれるので、夜再び眠る時にはまた乾いてくれているワケです。

その点、綿は吸湿性は必要充分かもしれませんが、自分の力では放湿してくれませんし、繊維の表面に水滴が付着している状態なので、湿度が高まると触り心地がジメッとしてきます。


問題は高めの価格と、ドライクリーニングでしか洗えない、という事。

価格はだいたい綿の2倍以上。シングルサイズで¥12,600〜
でもその性能は価格差を補って余りあります。

ドライクリーニングについては、まぁ年に一回程度の事なので、一番汗をかかない冬の時期を狙ってクリーニングに出すか、その間だけ安いベッドパッドを使うか…というところでしょうか。

もしくは、繊維表面のウロコをある程度除去して、水洗いしても縮みにくく加工した“ウォッシャブルウール”でも良いのですが、個人的にはあんまりオススメではありません。ウロコを除去した、という事は当然、吸放湿性が損なわれている、という事。
もちろん、吸放湿性は綿よりは優れていますが、どうせウールを使うのなら、その特性を最大限に活かしたベッドパッドを使って頂きたいと思います。

ちなみに…
冬のイメージがあるウールですが、ベッドパッドの状態では綿の側生地に包まれているので、“暑い”という感じはありません。
posted by 店舗スタッフ at 15:15 | 枕・ベッドパッドについて