マットレスを探しておられるお客様から、よくこんな事を言われます。
『硬いほうが良いんですよね?』
…正直に申し上げて、これは既にひと昔前の古い考え方。
かつてマットレスといえば、“ボンネルコイル”が主流でした。
(今でも病院やビジネスホテルでは現役ですが)
これは鼓型のバネを連結した構造で、『面で支える』という考え方です。
人間の体を真横から見ると、
背中側でイチバン出っ張っているのがお尻の部分、
イチバン凹んでいるのが腰の部分ですね。
この隣り合った、しかも落差の大きい部分が乗る場所の
バネどうしが連結されている為、
お互いに影響しあって、腰の部分に隙間が出来る…
これが腰痛の一因なのです。
だから、ボンネルコイルのような『面で支える』マットレスは、
硬くないとダメだったわけで、もし柔かいボンネルコイルマットレス
があったら、それは“腰痛発生装置”みたいな物なのです。
しかし現在、寝心地が良いとされるマットレスは、
『点で支える』もしくは『カラダの形に変形する』マットレスです。
ポケットコイル(シモンズ・日本ベッド・サータ)、ウォーターベッド(ドリームベッド)、低反発ウレタン(フランスベッド・日本ベッド)、ラテックス(センベラ・シーリー)、
立体格子構造のジェル(フランスベッド・ジェルトロン)、お餅のような弾性体(アスリープ)…などなど、
すべて身体の微妙なカーブにフィットする為の柔らかさを持っています。
お客様の中には、寝心地を手で押しただけで確認しようとする方がいらっしゃいますが、これは全くナンセンス。
何故なら、これらの『点で支える』もしくは『カラダの形に変形する』マットレスは、人間の体が横たわった時に最もその性能を発揮するようにセッティングされてますから、手で押してみたり、座ってみたりした時には、ズボッとそこだけ沈むのです。
というか、ズボッと沈まないようなマットレスは、
昔からの“硬いマットレス信仰”に囚われてしまって、
せっかくの『点で支える』もしくは『カラダの形に変形する』という性能を
上手く生かせていない可能性が高く、すごーくもったいないのです。
寝心地を確認する為には、恥ずかしがらずにキチンと横になること。
普段寝るときの姿勢で寝心地を確認しなかったら、マットレスにこだわる意味がありません。
是非、ゴロゴロと全てのマットレスを試し寝してみてください。
柔かいマットレスは体に悪い?
posted by 店舗スタッフ at 14:58
| マットレスの選び方【寝心地】















